WILD LIFE

【タンチョウ】 Red-crowned Crane

釧路湿原を象徴する日本最大の鳥。現在では国の特別天然記念物に指定されているが、かつては生息地の開拓や乱獲によって絶滅寸前にまでとなっていた。その後の懸命な保護活動の成果により、今では1800羽を越えるまでに回復しその多くが釧路湿原周辺に生息している。成鳥になると皮膚の露出している頭頂が赤くなりとても神秘的な姿を見せてくれる。


【オジロワシ】 White-tailed Eagle

その名の通り白い尾が特徴的な猛禽類。冬にロシア極東から南下しその多くは道東や道北で越冬する冬鳥で一部留鳥の個体も存在する。北海道では65つがい程度の繁殖が確認されている。オオワシほどの派手さは無いが非常に精悍な佇まいで見るものを魅了する。


【オオワシ】 Steller’s Sea Eagle

大きいものでは翼開長250㎝にも及ぶ日本最大の猛禽類。大きく黄色い嘴と白黒の体が特徴的で魚類を主食とし、水鳥や哺乳類の死骸を食べることもある。越冬地は道東に集中しているが近年では減少傾向にある。タカ類ではオジロワシ・イヌワシとともに国の天然記念物に指定されている。


【エゾシカ】 Hokkaido Sika Deer

北海道全域に生息するシカの一種でニホンジカの亜種の中では最大となる。主に低地から山地の山林に生息しているが、湿原の中でも比較的見る機会の多い野生動物である。草木や牧草を主食とし、餌が不足する冬にはササや樹皮などを食べて生活している。雄のみが有する角は毎年4~5月に外れ落ち、9月頃にはまた新たな角に成長する。


【キタキツネ】 Ezo Red Fox

北海道に生息するキタキツネは北半球に広く分布するアカギツネの亜種。本州・四国・九州に生息するホンドギツネよりも全体的にやや大きく、耳の裏と四肢の足首が黒い毛で覆われているのが特徴。北海道では比較的出会う機会の多い野生動物ですが、可愛いからといって餌を与えたり触れたりしないようにしましょう。